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2008年03月16日

アーサー採り

アーサー採り16日石垣島の最高気温は26℃。18日の海開きを待たずに、もう海で泳いでいる子ども達の姿も。夕方、潮の引いた海岸で、岩に張り付いたアオサを採る。沖縄ではアーサー、内地ではアオサノリと呼ばれる海藻。アーサー汁など味噌汁の具となるのは、ヒビミドロ目のヒトエグサという種類とか。採るときに気をつけないといけないのは、食べるアーサーと似た種類で少し固いアオサ。見分け方は色と柔らかさ。食べるアーサーは、色が濃い緑で舌にのせると柔らかく溶けるのに対し、食べれない不稔性のアオサは薄緑色でビニールのような食感。去年は知らずに、この食べられないアオサを一生懸命集めて家に持って帰ったら怒られた。

海水の富栄養化などが原因で、大量繁殖して緑潮(グリーンタイド)となるのはこの不稔性のアオサのこと。稔性のアオサ(アーサー)は遊走子や配偶子を放出すると枯死してしまうので、3月末頃までには岩場から姿を消していくのに、不稔アオサは成熟せず成長し続けるので、大繁殖したアオサは漁網に絡まったり、沿岸に漂着したものが腐敗して悪臭を発し、多量に堆積すると底生生物を窒息状態に陥らせるとか。水産試験所で調査手伝いのため、採取したアオサの成分を調べていると海水中の炭素・窒素・リン・栄養塩などをたくさん含んでいるのがわかる。
生活排水が流れ込み汚染が進む場所には、こうしたアオサが大量に発生していて、漁業や観光には悪い影響を与えているものの、海水の浄化に寄与している一面もあるとか。自然はどこかで相殺しているんですね。


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