2008年03月16日
アーサー採り

海水の富栄養化などが原因で、大量繁殖して緑潮(グリーンタイド)となるのはこの不稔性のアオサのこと。稔性のアオサ(アーサー)は遊走子や配偶子を放出すると枯死してしまうので、3月末頃までには岩場から姿を消していくのに、不稔アオサは成熟せず成長し続けるので、大繁殖したアオサは漁網に絡まったり、沿岸に漂着したものが腐敗して悪臭を発し、多量に堆積すると底生生物を窒息状態に陥らせるとか。水産試験所で調査手伝いのため、採取したアオサの成分を調べていると海水中の炭素・窒素・リン・栄養塩などをたくさん含んでいるのがわかる。
生活排水が流れ込み汚染が進む場所には、こうしたアオサが大量に発生していて、漁業や観光には悪い影響を与えているものの、海水の浄化に寄与している一面もあるとか。自然はどこかで相殺しているんですね。
Posted by yuriko at 20:16│Comments(0)
│自然/生き物
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